サキちゃんと次も会う約束をして別れた。
サキちゃんは色々な体験をしたいと言う。
俺はそれならばと、とある提案をした。
その提案とは・・・
SMだ。
実は元カノがSMに興味があって縛られたい願望があったから、縛りの練習をするようになってから徐々にSMもするようになった。
しかし、元カノからMであることを告白されたときは驚いた。
元カノは箱入りのお嬢様で俺が初めての相手だったし、
SMとイメージが結びつかなかったからだ。
俺もそれまでSMは俺とは別世界の話だと思っていた。
しかし、元カノから真剣にSMの願望を告白され、真剣に考えて受け入れようと思った。
元カノはセックスの最中に首を絞められるのも好きだった。
首を絞められる圧迫感と死ぬかも知れない生命の危機感に興奮すると言う。
俺はその感覚を理解できなかったが、望まれるままに首を絞めていた。
本当に死ぬかも知れない直前まで。
サキちゃんも見た目は清純そうだが、見た目と性の嗜好が繋がらないことは分かっていたので、
サキちゃんが今まで体験してないことで、興味を示しそうなことはSMではないかと思った。
その予測は当たり、サキちゃんはSMに興味があった。
しかし、縛られるのには興味は無いが、鞭やろうそくに興味があると言う。
元カノは痛いのは苦手だったので、鞭やろうそくはやりたがなかった。
俺はてっきり他の女性も同じだと思っていたが、
一口にSやMだと言っても、人によって嗜好が違うようだ。
そして、さらにサキちゃんは俺の奴隷になりたいと言う。
SMは俺から提案したものの、俺はSMにハマッているわけでは無かった。
セックスを刺激的にするスパイスとしてSMも選択肢の一つという感覚だった。
主人と奴隷となると本格的なSM関係ではないか。
俺に主人役が務まるとも思えないし、どうしたものか。
なにはともかく、鞭とろうそくを使ってみよう。
と言っても、俺は鞭もろうそくも使ったことが無いので、
まずはサキちゃんとともに鞭とろうそくの扱いを勉強するためにSMバーへ行くことにした。
SMバーはネットで検索すると何軒も出てくる。
その中で気に入った店を選ぶ。
これはもう直感に頼るしかない。
その店が当たりだろうと外れだろうと、それもデートの一環だと思えば楽しめる。
我々は待ち合わせを決めて、食事したのち、SMバーへ向かった。
我々が行ったSMバーは、女王様(Sの女性)がママ(店長)の店である。
店内は広く、カウンターは10席ぐらい、6人ぐらい座れるソファ席が2組、半個室になっているカップル用ソファが3席、SM専用の部屋が2室ある。
ママは黒髪、ボンテージにコルセット、ハイヒールとゴシック調のアクセサリーを付けている。
少し背が低く、目もクリっとしてて可愛いので、一般的なイメージの女王様より可愛らしい感じだ。
しかし、列記とした女王様でSMショーもやると言う。
ママ以外に3人の女性スタッフがいて、女王様見習いの子や、ロリータファッションのMの子などもいる。
店は繁盛しているようで、店内には沢山のカップルや1人で来ている男性、女性で賑わっていた。
お客は普通の感じで、いかにもSMをやってるような雰囲気の人はいなかった。
しかし、やはりそれぞれSMには何らかの関わりがあり、
みんな普段こそ普通だが、実はこういう裏の顔があるといった感じだ。
我々にも言えることだが。
我々はまずカウンターに座り、1杯お酒を注文する。
ママにこの店に来るのが初めであること、そして、鞭とろうそくを勉強したいことを伝える。
すると、ママが直々に教えてくれると言う。
早速、ソファの方へ移動して、教わる。
まずは鞭から。
鞭には大きく分けて2種類ある。
バラ鞭と一本鞭だ。
バラ鞭とは、複数の鞭が束になっていて、1本1本は軽いので叩いても、あまり痛くない。
一本鞭は名前の通り鞭が1本しかなく、その1本が重いので叩いたら痛い。
サーカスのライオンを操る調教師が持っている鞭と一緒である。
一般的にイメージされる鞭は一本鞭の方だ。
バラ鞭も一本鞭も叩き方は同じで、対象物に対して上から下に振り下ろす。
まずは試しにどれぐらいの痛さなのか、俺がママの鞭を受けてみる。
自分が叩く側だとしても、まずはその痛さを知っておかないと力加減が分からないからだ。
最初は服の上から、バラ鞭を受ける。
全く痛くない。
どれだけ激しく叩こうが、音は大きいが痛さは無い。
次いで直の肌にバラ鞭を受ける。
これも音の激しさの割にはあまり痛くない。
何発もくらっていると段々と痛くなってくる。
次は一本鞭だ。
これは本気でやると肌が切れるぐらい痛いらしいので、ゆっくり打ってもらう。
本当に優しく打たれる分には痛くは無いが、少し力を入れると鞭がヒュンと音を立てて強打してくる。
これは確かに痛い。
代わって打つ方を教わる。
最初はバラ鞭からだ。
服は着たままでサキちゃんを四つんばいにさせて、俺はその後ろで方膝をつく。
バラ鞭は短いので立ったままでは届かないからだ。
そして、腕を振り上げて、まっすぐ下へ降ろす。
するとバラ鞭がサキちゃんのお尻にパチリと当たる。
今度はサキちゃんのスカートをたくし上げて、パンツを食い込ませて、お尻が見える状態にして、
同じようにバラ鞭を降り下げる。
サキちゃんのお尻にパチリと当たり、サキちゃんは小さな声で「ウッ」とうめいた。
しかし、それほど痛くないようだ。
俺はどれぐらいの強さで痛くなるのか試してみたくなって、
徐々に力を強くしていった。
全力の半分ぐらいの強さで、サキちゃんが痛いと言い、これが限界らしかった。
次に一本鞭だ。
一本鞭は長いので立って打つ。
バラ鞭と同じ要領で軽く下に振り下ろした。
するとヒュンと音が鳴ってパチンと大きな音を立ててサキちゃんのお尻に当たり、サキちゃんは「キャァ!」と大きな声を上げた。
当たった肌が見る見る1本の筋になってミミズ腫れのように赤くはれ上がった。
サキちゃんは相当痛かったらしく、俺は思わずサキちゃんに駆け寄ってごめんねと謝った。
これは恐ろしい。
軽く振り下ろしただけでこの威力だ。
俺の背が高いこともあって、軽く振り下ろすだけで相当な威力になるらしい。
次はろうそくだ。
ろうそくは低温ろうそくと呼ばれる赤いろうそくを使う。
このろうそくは普通のろうそくより温度が低い。
普通の白いろうそくは熱過ぎるのでSMではあまり使わないそうだ。
まずは低温ろうそくを自分の腕に垂らしてみる。
ろうそくは垂らす高さによって熱さを調節する。
垂れる距離が長いとその間に蝋が冷えて、肌に到達する頃にはあまり熱くない。
まずはなるべく離して蝋を垂らしてみる。
肌に1滴蝋が垂れてすぐに固まった。
人肌より少し温かいぐらいで熱いとは言えない。
そこから段々近づけていくと段々熱くなっていき、10cmぐらいの距離で耐えられないぐらいの熱さになった。
そして、肌が熱されることで日焼けのような効果があり、垂らして固まった蝋を剥がして肌を触られるとヒリヒリと肌が敏感になっている。
ろうそくを垂らす加減が分かったところで、早速サキちゃんで試してみる。
鞭のときと同じように四つんばいにさせて、お尻を出す。
最初は距離を離して垂らし、徐々に近づけていく。
段々とサキちゃんの体に力が入り、熱さにぐっと耐えているようだ。
サキちゃんが結構耐えるものだから、俺はサキちゃんのお尻の片側が赤い蝋で覆われるぐらい垂らし続けた。
もう垂らす隙間がなくなったところで止めて、今度はお尻の固まった蝋を剥がす。
全部剥がしたところで、お尻をパチンと平手打ちするとサキちゃんは「イヤァ!」と飛び上がって抱きついてきた。
相当敏感になっているようだ。
気がつくと、その頃には、ギャラリーができていて、他の客が眺めていた。
俺は調子に乗って、他の人には見えないようにスカートの中に手を入れて、
パンツの隙間から指を刺し込み、あそこを直接触ると、サキちゃんは「アン」と甘い声を上げた。
あそこはぐっちょりと濡れていた。
俺はサキちゃんの耳元で「感じた?」と聞くと、サキちゃんはコクリと頷いた。
ママが俺の耳元で「個室に移動しますか?」と聞いてきた。
俺は意味が分からなかったが、個室に移動してみると、その意味が分かった。
個室にはマットが敷かれていて、コンドームなども用意されている。
個室でセックスできるらしい。
俺はサキちゃんを四つんばいにさせて、スカートをたくしあげて、パンツを脱がした。
ろうそくが垂れていた部分を今度は触るか触らないぐらいの優しさで触った。
敏感になっているので、優しいタッチでも、サキちゃんはもぞもぞをお尻を振って感じた。
お尻に下をはわしてみると、サキちゃんは大きな声をあげて喘いだ。
もはやお尻が性感帯のごとくだ。
俺はしばらく、そうやってお尻を責めて楽しんだ。
次にサキちゃんを仰向けにして、キャミソールをたくし上げて、ブラも上にずらして、胸をあらわにした。
服を着たまま、胸だけ出すのも、卑猥な眺めで良い。
俺は胸を揉んだり舐めたりして楽しんだ。
サキちゃんは完全にスイッチが入った状態でアンアンと喘いだ。
今度はサキちゃんを正座させて、俺のいきり立ったモノを出して、フェラさせた。
俺はサキちゃんの髪の毛を掴んで、わざと荒々しくディープスロートさせた。
サキちゃんは何度もゲホゲホとむせたが、俺は許さず、何度も強要した。
そして、サキちゃんを壁に手を付かせて、お尻を突き出させ、
俺は立ちバックでサキちゃんの中へ挿入した。
入れる瞬間、サキちゃんは「うわぁ」と大きな声を上げて感じた。
俺も、一つ壁の向こうで他の客が普通にお酒を飲んでいるかと思うと興奮した。
俺はサキちゃんの喘ぎ声を店中に鳴り響かせるかのごとく激しく突いた。
そして、サキちゃんに大量の精液を放出して果てた。
後でサキちゃんに聞くと、
ろうそくを垂らされているあたりから、興奮のあまり記憶がなくなり、
自分が店中に鳴り響くぐらい大声を上げて感じていたことも分からなかったらしい。